その他
2022.05.11
ギターの弾き語りを試みていた(2)
弁護士 八 木 和 也
久々の投稿です。ギターを始めてから1年4カ月が経過しました。現在の持ち歌は10曲くらい、楽譜をみれば20曲くらいに増えました。そうです!ギターを弾けるようになったのです!!なつばやし先生に感謝です!!!
コードを一つ一つ覚えていき、だいたい基本の10個を覚えたあたりでいよいよ曲に挑戦します。私の場合、始めてから1か月目くらいでした。最初の挑戦曲はキラキラ星でした。GとDとAの3つのコードしかでてこないとても簡単な曲です。が、最初はまったく弾けません。
コードをきちんと鳴らすというのが一つ目のハードルだったのですが、次のハードルがコードチェンジです。左手の三本指で三本の弦を押さえている状態から、まったく違う位置でまた三本の弦を押さえるわけです。その移動に与えられた時間的猶予はコンマ2秒くらいです。左手を見ながら弦の位置を確認して押さえるなどということでは到底間に合いません。そうなると音がつながらず、曲にはなりません。
だからコードチェンジができるようなるには、左手にコードの位置を覚え込ませないといけません。わずか8ミリの間隔で6本並んだ弦の、しかも正しい位置に、小指を含めた左手の指を正しく置いていくわけです。そもそも左手の小指には弦を押さえるだけの力がほとんどありません。
悪戦苦闘とはこのことで、左手が思うように動かず、何度か挫折しかけました。が、なつばやし先生の「コードチェンジが出来る!」なる授業を繰り返しみて、なんども反復練習しました。そこでは左手で同じコードを押さえて、離して、押さえて、離してをグー、パー、グー、パーのリズムで繰り返すのが基本でした。これを何百回と繰り返すと、左手がコードの位置を覚えるようになりました。そしてついにコードチェンジができるようになりました。ようやく曲になったときには感動を覚えました。家族も喜んでくれました。毎日、毎日30分~1時間程度は練習して、始めてから2か月目くらいでようやくここまで到達しました。
ただ、私の場合はここからは早かったです。
ギターを弾けるようになるうえでの最大の関門と言われているのがバレーコードなるコード(人差し指で弦全体を押さえるコード)をマスターすることなのですが、私はバレーコートはすぐにできました。
私のカラオケの十八番は、長渕剛やブルーハーツなどです。特にブルーハーツのチェインギャングという歌が好きで、この曲が弾きたくてギターを始めたようなものでしたが、この曲も3か月目には弾いていました。
あとは、とにかく弾きまくるだけで勝手に上達していきました。
コロナが激しく、ステイホームを強いられていた去年のGWには、息子に「365日の紙飛行機」や「パプリカ」を私の伴奏で歌ってもらい、動画にとって、父と母に送ってあげたりできました。
昨年12月にはある事件の打ち上げで、依頼者や支援の方々の前で「しまんちゅうの宝」と「クリスマス・イブ」を披露することができました。
現在でもほぼ毎日弾いています。弾かないとすぐに左手の動きが鈍ってしまうからです。歌っていると気持ちがハッピーになりますが、酔っぱらって弾くといい音が出ません。だからしらふで弾くようにしています。
コロナのステイホームで時間ができ、素晴らしい先生に出会い、比較的短期間に習得でき、とてもラッキーでした。
私は憲法の素晴らしさを伝えることをライフワークとしているのですが、そのためのツールがまた一つ増え、いま新しいパフォーマンスを考え中です。また実践したらご報告いたします。