我が国は憲法9条で戦争をしないことを世界に宣言していますが、戦後70数年経過して、あの悲惨な戦争、ヒロシマとナガサキを忘れつつあります。
「平和な時期には、何がどこにあるか、いつも分かる。どこに行けば友達に会えるかも分かっている。
夜、どこに行って寝るのかも知っている。しかし、こういう基盤が崩れるとき、世界の中に自分の居場所がなくなるとき、どこに行けば自分の愛する者と会えるか分からなくなるとき、海にでた夫が帰ってこないとき、平和は死ぬ」(サン=テグジュペリ『星の王子様』から)
戦争は絶対にだめです。「気がついたときには、もう遅い」のです。
人は働かなければ生きていけないのに,働いたがために傷病を負い,あるいは死亡してしまう労災職業病はおかしい,労災根絶を実現したいと思って,弁護士になりました。労災事件で被災者やその家族の方と接する中で,その思いをますます強くしています。しかし,個別事件の事後救済はある程度実現できても,経済性優先の企業社会の殻は固く,忸怩たる思いをしています。少しでも前進の役に立てるようがんばります。
相談に来られた方はいろいろな悩みを抱えて,弁護士に相談されますので,相談者からの話しを十二分に聞いて,できる限り分かりやすい言葉でアドバイスをしたいと心がけています。
コロナの影響で、在宅テレワークが急増しました。
コロナが過ぎ去った後、労働環境は大きく変わる可能性があります。
在宅テレワークの拡大とフリーランスやギグワークの拡大です。
実はどちらも、政府(おもに経済産業省)が推進してきたものです。
そのうち、在宅テレワークの最大の問題は、公私の区別がなくなることです。
労働時間の把握が困難になります。長時間労働になるおそれがあります。
残業代が払われない、過労死の温床になるなどの問題も発生します。
従来、労働界の代表は、テレワークの拡大に対して、このような危機感を持っていました。
しかし、実際の必要からテレワークが拡大してしまった以上、労働時間管理の問題と、労働時間法制の変化は、
必ず直面しなければならない課題です。
今後、テレワークの法律問題について、早急に整理していきたいと思います。
人生は人との出会いです。チャンスを生かしましょう。
お困りのことをお聞かせください。前に進むために何ができるか一緒に考えましょう。
労働事件に携わり、真面目で責任感がある人に過度に負担がかかっていることを実感します。
たった一度しかない人生、関わった皆様の人生が少しでも良きものになるように力を尽くします。