「上がったら下がる、下がったら上がるもの、なあに？」というなぞなぞ。答えは、もちろんシーソーですね。これは子供向けのこたえです。では、大人向けの答えは、株価です。通常は、一本調子に上がったり下がったりすることはなく、どこかの時点で調整が入ります。しかし、昨今は乱高下が激しいです。機関投資家という大口の投資家の思惑で株価が操作されているようです。しかも、円安が進み、日本の景気は一向に良くなりません。例のアベノミクス以来、ずっとです。
では、「上がっても上がらないもの、なあに？」というなぞなぞ。答えは、賃金です。上がるのは食品価格です。直接的にはロシアのウクライナ侵略から、小麦製品、ガソリン代や電気料金など次々に値上がりしています。適正な値段であれば、値上げもやむなしですが、家計の支出が増えても収入が増えないのであれば、家計は赤字となっていきます。賃金は、ほとんどの労働者は上がっていません。
景気も悪く、賃金も上がらないのは何故でしょう。原因は日本の舵を取っている政権の問題です。もうすぐ参院選が始まります。そこで、主権者としての意思表示ができます。是非、投票に行きましょう。
（弁護士西田　５月１６日記）