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2021.11.06
やっとキンモクセイが
新聞などでは9月終わりころから,キンモクセイの芳香が漂うようになった,秋を実感する,というような話を見かけるようになった。例年なら,我が家付近や駅までの徒歩通勤路でも庭木や街路樹としてキンモクセイが結構植えられており,その少し甘いはっきりした香りは秋の楽しみの一つだった。ところが,今年は10月中旬以降になっても,その香りがさっぱりしない。10月も終わり,今年はキンモクセイはどうなったのか?気候がおかしくなってきたために花が咲かずじまいに終わってしまったのか,などとがっかりしていたら,11/1(月)の朝の通勤のとき突如,辺り一帯キンモクセイの芳香に出会うことができた。写真は,11/2(火)の通勤途中に写したものです。かなり密に咲いているので,写真を見ただけでもキンモクセイの芳香を感じませんか?よく見ると,ちっちゃいオレンジ色の花もかわいいですね。
妻の日記によると,昨年は10月4日にキンモクセイの香りのことを書いていたとのこと。ということは,今年はほぼ1か月遅れ。ネットでキンモクセイの開花の遅れを調べると,北九州市の人も10月終わりにやっと咲いた,1か月遅れと書いていたので,特に西日本が遅かったのかもしれない。東京は9月中~下旬には開花したようで,今年はむしろ早かったらしい。気温が下がらないと開花しないようです。桜の開花を考えると1週間程度の年によるズレは自然界の普通にある幅だと思うけど,1か月というのは普通にある幅では説明がつかないように思う。やっぱり気候変動が気になる(本上博丈。2021/11/6記)。