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2025.10.19

釜山に研修へ行って思ったこと

10月17日~19日まで、釜山弁護士会との交流目的で釜山へ行ってきました。

釜山はソウルに次ぐ第二の都市です。人口は330万人くらい。関西からでも飛行機で1時間強ととても近く、気候は温暖、海鮮が美味で、人はとても親切で素晴らしいところでした。

円安になってからは海外旅行が大変だと聞いていましたが、ウォンとの関係ではそこまで安くなっておらず、それほど物価高を感じることもありませんでした。

例えばエビアンだと2200ウォン(円に変換すると240円くらい)、スターバックスのラテはトールサイズで6100ウォン(円に変換すると650円くらい)で買えました。

ホテルにはアメニティー類が全くないこと(法律で使い捨てアメニティーの備え置きが禁止された)、自動販売機も一台もないこと、横断歩道が少なく、手を挙げて車を無理やり止めて横断しないといけないことなど、日本とはやや異なる文化に少し戸惑いましたが、基本的には安全な街だそうで、ストレスはほとんどなかったです。

釜山弁護士会の皆さんからは驚くほどの歓待を受け、恐縮しきりでした。刑事裁判も傍聴させてもらい、その事件の裁判官から韓国の刑事裁判の特徴などのレクチャーを受けました。

そのあとの晩餐会では、釜山弁護士会のメンバーでふるさとの歌を歌ってもらうサービスまでありました。

釜山の街で印象に残ったのは、とにかく若い人たちが元気なことでした。深夜12時をすぎても街はまだ明々としていて食事をとる店が開いており、(その日何度目かの)夕食をとりながら若者たちが談笑していました。皆が会話に夢中でスマホをみている人はいませんでした。

若い人たちが街へ繰り出し、スマホを脇に置いて話しに夢中になるという当たり前の風景が、どこか懐かしく感じたことが印象的でした。八木和也

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