中神戸法律事務所 Nakakobe Law Office

Column

中神戸法律コラム一覧

Column

中神戸法律コラム一覧

その他

2025.05.26

沖縄に行って思ったこと

 私の趣味の一つが沖縄だ。沖縄にはすでに20回は超えて行っていて、この週末も1年半ぶりに沖縄に行ってきた。

 梅雨のシーズンで天気に恵まれず、吸い込まれるような海を拝むことはできなかったが、同期の弁護士らとの旧交を温め、沖縄や台湾の歴史を学び、現地の人とも交流ができ、とても有意義な旅ができた。

 私は、沖縄の歴史や基地問題については非常に強い思い入れがあり、軽いタッチで書くことができない。

 なので、今回も沖縄の問題については取り上げるのはやめておいて(いつかまとめて書きます)、ウチナーンチュ(沖縄の地元の人)について書くことにする。

 私が沖縄が好きな理由の一つは、ウチナーンチュのなんともあっけらかんとした雰囲気やその緩さにある。しかも親切で、人なつっこい。
 
 昨日もぶらっと一人で入ったおでん屋さんでは、私以外は常連客が二人だけの店内だったが、大将がいろいろと話しかけてくれて、常連客と一緒に今の玉城知事はどうだとか、小泉さんはお米を2000円にできるかとか、いろいろ政治談議をさせてもらえた。

 以前には、私がとある選挙の応援で沖縄に行き、住宅街でスピーカーを使って演説をしていたら、家からおばあが出てきて、何か文句を言われるのか思ったら、ニコニコした顔で「がんばっちょるね~」と言って、見ず知らずの私にミネラルウオーターの入ったペットボトルをくれた。

 かようにウチナーンチュは、政治に関心のある人が多く、選挙をポジティブに考えている。これも、私が沖縄が好きな理由の一つである。  
  
 沖縄は、世界に五つしかないいわゆるブルーゾーンで、百歳以上の高齢者がとても多い。沖縄のおばあ、おじいはとても元気だ。そこでのポイントはいろんな世代との交流ができるところだと私は思っている。皆が年齢や考え方の違いを乗り越え、いろんな話題で話しをしているのが、ウチナーンチュなのである。

 これからも沖縄に通い、ウチナーンチュの緩さを学んで、しなやかに生きていきたいと思う今日この頃であった。八木和也

お問い合わせ