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2026.03.01
アメリカ・イスラエルのハメネイ殺害について思うこと
アメリカ・イスラエルの無法ぶりがとまらない。
中東に展開した空母から出撃した戦闘機やイージス艦のミサイルでイラン中枢部を攻撃し、イランの最高指導者を殺害してしまった。
アメリカがイランとウラン濃縮に関する協議を続けている最中の出来事であり、イランにとっては不意打ちの攻撃だった。
これまで何度も述べてきたとおり、国連憲章上、他国を武力攻撃できるのは、国連軍によるものか、自衛権行使(集団的自衛権を含む)に限られる。
自衛権とは急迫不正の侵害があることが条件であり、単なる核兵器の開発が該当するはずがない。
よって、今回の攻撃もまた国際法違反である。
たしかにイランが核を持つことは人類にとって脅威である。しかしながら、仮に目的が正当であったとしても、手段が武力を伴うものである場合は決して正当化してはならない。
これを許せば、世界は法による正義から力による正義へとゲームチェンジしてしまい、小国は大国へ常にご機嫌伺いを続けなければならない世界となるからだ。
本来であれば、国際刑事裁判所でトランプとネタニヤフを逮捕し、今回の殺害事件を裁かなければならない。
無法が繰り返されることで私たちの感覚がマヒしてきている。が、これこそが彼らの狙いであり、決してそうなってはならない。
そうでないと、私たちが明日も生きているかどうかが、世界の一部の独裁者の気分したいといった暗黒の世界が到来する。八木和也