我が国は憲法9条で戦争をしないことを世界に宣言していますが、戦後70数年経過して、あの悲惨な戦争、ヒロシマとナガサキを忘れつつあります。
「平和な時期には、何がどこにあるか、いつも分かる。どこに行けば友達に会えるかも分かっている。
夜、どこに行って寝るのかも知っている。しかし、こういう基盤が崩れるとき、世界の中に自分の居場所がなくなるとき、どこに行けば自分の愛する者と会えるか分からなくなるとき、海にでた夫が帰ってこないとき、平和は死ぬ」(サン=テグジュペリ『星の王子様』から)
戦争は絶対にだめです。「気がついたときには、もう遅い」のです。
人は働かなければ生きていけないのに,働いたがために傷病を負い,あるいは死亡してしまう労災職業病はおかしい,労災根絶を実現したいと思って,弁護士になりました。労災事件で被災者やその家族の方と接する中で,その思いをますます強くしています。しかし,個別事件の事後救済はある程度実現できても,経済性優先の企業社会の殻は固く,忸怩たる思いをしています。少しでも前進の役に立てるようがんばります。
労働事件に携わり、真面目で責任感がある人に過度に負担がかかっていることを実感します。
たった一度しかない人生、関わった皆様の人生が少しでも良きものになるように力を尽くします。